だって、先生もナイキじゃん。 Berlin
2008年 05月 10日
子供のレッスンでは必ずレオタードを着用。
髪はくくれる長さならば、ちゃんとお団子にしましょう。
「なんで?」と言われれば、なんで?なのですが、それがバレエのレッスンのスタイルならば、そうしてくるというのが、習い事をするうえで大切なんではないかなと思います。
ひとたびスタジオに入ったら、そこはバレエをする場所であって、きちんと決められた格好をし、いつもとは違う自分になるという練習は意外と大切だと思います。
私は器械体操の選手だったのですが、体育館での練習のとき、平均台を前にしては、「平均台はいります、お願いします!」と大きな声で言い、平行棒を終えれば、「平行棒を終わります。 ありがとうございました!」と叫ぶことが決まりでした。 平均台や、平行棒に向かってです。 なんじゃ? という気持ちでやっていましたが、大きな大会に行ったときなど、普段のそういう行いは自然と出るもので、うちの学校は皆、挨拶もきちんとできるし、「規律正しい」と褒められました。 一つの決まりごとをきちんとこなすことで、いろんなことがオプションで身についていました。 つまり、規律ってそういうためにあるんだな・・と思いました。
と・・・いうことなんですが、すっかりレオタード着なくなってしまった私。
ナイキやプーマのスポーツウェアに身を包み、普通にバレエをするようになってしまった私。
ピンクのタイツにレオタードと言っているにもかかわらず、レオタードにスポーツパンツで通す子を叱ったのですが、「だって、先生もナイキじゃん!」と言われてしまいました。 すんでのところで「先生はいいの!」と言うところでした。。 これじゃあ、「お母さんは大人だからいいの!」という屁理屈と同じですよね(笑)
というわけで、レオタード着ますよ。 着なくちゃいけませんよ~。
by mihana-ballett
| 2008-05-10 07:29